過敏性腸症候群では体の冷えに注意

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過敏性腸症候群では冷えが大敵

過敏性腸症候群では、体を冷やさないように、特にお腹の部分が冷えないようにする必要があります。暑い時期には、つい冷たいものを多く飲んでしまったりアイスクリームをいくつも食べてしまったりします。しかし悪化させる可能性があるものはできるだけ排除することが重要です。

 

アイスクリーム

 

体が欲していいるといえばそれまでで、なかなか自制は難しいものです。でも、腹痛で苦しむことが少なくなるためには、冷たいものより温かいお茶などがよいことは言うまでもありません。ここで注意しなくてはならないのは、あくまで温かいものであり熱いものは胃腸に負担をかける結果になることです。

 

夏の時期に自分も温かい飲み物をとても飲む気にはなりませんけど、せめてキンキンに冷えた飲み物などは避けるべきです。もちろん水分も取り過ぎると、過敏性腸症候群によいことはありません。

 

本当に度を超えて水分を取り過ぎると、血液中のナトリウムイオン濃度が低下し、水中毒と言う症状を起こします。真夏の脱水症状も怖いですが、何でも適切な量、程度を超えない量にすることが肝心です。

 

冷え性は女性だけではない

冷え性といえば女性の病気にカテゴライズされるほど女性の方が多いイメージです。それには理由があって体温を筋肉を使って上げるため、男性より筋力がない女性が冷え性になりやすいと言う理屈です。

 

だったら男性は無関係かといえばそうでもありません。男性でも思った以上に体の冷えを感じている方が多く、目にしたアンケートでは6割を超える男性が冷えを感じることがあるそうです。自覚していないケースも多くその分を加算すると6割以上ですから、女性との差がなくなって来ているのが実情です。男性の冷え性が増加しているのは、運動不足による筋力低下やストレスなどが原因になっているそうです。

 

冷え性では腰痛や肩こり、不眠などが代表的な症状になりますが、腹部のコントロールに大きく関係する自律神経の働きに不調も来たしますから、腹痛の原因にもなります。もちろん過敏性腸症候群にとっても悪影響です。

 

夏も冬も冷えとり対策を

夏季は暑いのが当たり前といえば言い過ぎですが、適切な温度で冷房を行わないと体全体が冷えてしまい体調が悪くなってしまいます。会社の中など自分で設定温度を自由にコントロールできない状況も多くあります。冷え対策にグッズなどを活用したりして冷えない努力をするようにしましょう。

 

寒い時期はやはり十分に着込むことが必要ですね。何度も書いているように、過敏性腸症候群では体を冷やさないことがとても大切です。だるまさんになったように重ね着する必要はありませんけど、体が冷えないように十分気を付けましょう。最近は薄い素材で保温性の高いインナーなどがたくさんあります。筆者も着ることが多くあります。いいのか悪いのか一度着ると手放せなくなりますよ。

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