過敏性腸症候群で便意を我慢

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便意を我慢するのは辛い

このページを観ていただいている方は、下痢型の過敏性腸症候群の悩みがある方でしょうから、ご自身の体験からもよくおわかりになると思いますが、腹痛が襲ってきてもトイレに行って排便すれば、あら不思議と言う位にお腹の痛みはすっきり治まります。

 

腹痛の女性

 

ただし、過敏性腸症候群でも排便してもスッキリせず、大腸に残便感があると言う場合もあるようです。この場合、少量の排便を何度も繰り返すようですが、筆者の場合には一度排便すると大抵の場合にはスッキリします。ベースに便秘と下痢を繰り返す傾向があるので、下痢を何度も繰り返し肛門が痛いと言うこともよくあります。

 

筆者も我慢しなければならない状況で襲ってくる腹痛を散々経験してきました。学校で授業中にお腹の痛みが襲ってくるのではないかと毎朝とても不安で憂鬱でした。朝自宅で排便をしておこうとしてもでず、間が悪いことに学校に着いたころに痛くなります。恐らく緊張と不安ががピークになるからそうなっていたのだと思います。過敏性腸症候群の方はこのパターンが多いのではないかと思います。

 

周りを気にしなくてもトイレに行ける状態では排便出来ず、トイレに行けない状況になるとトイレが恋しくなる。なんとも上手くいかないものでした。

 

便意を我慢し過ぎるのはよくない

筆者のようにトイレに行けない状態で腹痛と便意を我慢していると、症状がひどい方は他人が見ても、「どうしたの」と心配になるほど冷や汗タラタラと言う状態になる場合があります。筆者はそのギリギリの線だったと思います。その状態を長い間我慢していると最悪倒れてしまい、周りが慌てて救急車を呼ぶと言うこともあるそうです。

 

幸いなことにこの経験は筆者はありません。便意を我慢する限界が恐らく低かったのでしょう。このようになってしまうまで便意を我慢するのはもちろんよくありません。授業中や会社では会議中などでも、恥ずかしいかもしれませんが、トイレに行くようにしましょう。過敏性腸症候群では自分でも管理できない状況になってしまうのですから、誰かから批判されと心配する必要はありません。

 

大事な用事の前には予めそうならないように、トイレに行っておくと言うのも大切かもしれませんけど、過敏性腸症候群では筆者のように上手くいかないケースがほとんどなのではないかと思います。ただし、時間的な余裕は調整が可能です。心を落ち着かせるためにも、何事にも時間的な余裕は持っておくようにしましょう。最善と思われることを行っていて仕方ない便意はやはり仕方ないのです。

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