過敏性腸症候群は3種類
過敏性腸症候群(IBS)には主に3つの種類に分類されます。ひとつが下痢を主な症状とし、腹痛を伴うことも伴わないこともある症状で下痢型と言われ男性に多い傾向があります。下痢自体はさほどひどい状態ではありません。
もうひとつは腹痛を伴う便秘を起こす便秘型といわれる症状。便意があったとしても、コロコロとした少量の便がでることが多く、この症状は女性に多い傾向があります。残るひとつは、上記の下痢と便秘を繰り返すタイプで、この症状は交代型や交互型と呼ばれます。
筆者は三番目の下痢と便秘を繰り返す交代型と言うタイプに悩んでいるきました。以前のように著しい症状はないものの、やはり傾向としては依然として残っていて、ストレスを感じると下痢をしてしまします。そして下痢と便秘を繰り返すことが、通常の排便パターンになってしまっています。
今現在症状が重くてとても辛い思いをされていらっしゃる方は大勢いるはずです。なにせ過敏性腸症候群の症状を持つ割合は約1割ととても多いのです。学生ならクラスに数人はいる計算になります。あくまで自分自身の経験からしか言えないのですが、下痢型にしても便秘型にしても症状は改善されます。
今はとても辛いと思いますが、自分なりにできるだけの対策を行ったら、あまり考えないようにすることもよい方法だと思います。というのは、これも自分の経験と言うか性格の話になるんですけど、自分と同じように考え過ぎる方が多いのではないかと想像するからです。知らず知らずに自分を追い込んで、不安を自ら増長してしまっていると思うんです。
過敏性腸症候群・ガス型
上記の3種類以外にガス型と呼ばれる症状もあり、これには多くの方が悩んでいらっしゃるようです。定義としては機能性腹部膨満症とされるようですが、過敏性腸症候群のひとつとして捉えていらっしゃる方が多いようです。
過敏性腸症候群のガス型は、ガスがたまり腹部膨満感が発生するものです。おならが出て(ガス漏れ)周りに迷惑をかけるのではと言う恐怖心があり、恐怖心から余計にガスがでてしまうと言う悪循環を繰り返してしまいます。
過敏性腸症候群は、全部で4つの種類(厳密には3つ)になりますが、どの症状にしてもとても辛い症状であることには変わりありません。
筆者の経験でもそうですが、過敏性腸症候群のいずれの症状にも共通して、夜や休日には症状がでないことが多いとされます。ストレスが大きく関係している過敏性腸症候群ですから、リラックスして自宅にいるときには症状がでないと言うことなのだと思います。